もうC++なんて好きでもないし使いもしない理由。

何が起きたのか? 嫌気が差したんだ。C++のどの面をとっても、その設計は性能と引き換えに私の生産性をうばった。もう一つうんざりなのは, リンカのエラー診断だ。ただライブラリをダウンロードして使うなんてことが決してできない。新しいライブラリを使うのに、自分でソースからビルドしないといけない。C++ にはコンパイル済コードをさっと使うためのABIがないからだ。コンパイラがアップグレードするたびに、私はアプリケーションとライブラリ全体を再コンパイルして、その中でいつも不可解なエラーを診断して数時間つぶした。ライブラリひとつのアップグレードでも更なるコンパイルと暗号的エラーに見舞われた。「より高い性能」という誓いが、私を冒しはじめた。誓い(コードの可読性は低いが)は守られ、C++ABI不在による保守の地獄には一切注意が払われなかった。私は気がついた。C++の連中は性能に取り憑かれている。他の全てをなげうって。そして、私はもうそこで仕事をしないと決めたのだ。

もうC++なんて好きでもないし使いもしない理由。

だそうだ。


C++は「知っておかなければならないことが多すぎる言語」ってくらいの認識で、この人が言ってるようなことを肌で感じることができない自分。
それは僕が無知で経験不足だから。そして比較すべき他の言語の経験も浅いから。
あと、職業プログラマとしてC++を使ってないからだろうな。


そして僕は、今、C++に帰るためにSchemeを勉強している。
いつか自分もこんなこと思う日が来るのかな。
でも自分の場合、仕事じゃなくて遊ぶのが目的でC++を使いたいだけだしね。